僕は一体、何をしにココに来たのだろう…。

君と付き合い始めた頃…

僕は、こう君に電話で話した。
 
君が僕の所に来る事が
オアシスになるなら、
それで構わない。と
 
でも、いつしか君は僕にぶつかって来てくれた。
 
それからだ。
 
僕と君の付き合いが本格化したのは。
 
君の本気が手に取るように分かった。
僕は躊躇したけどもキミの気持ちを受け止めた。
 
今ある現況を解決せずに僕の所に来ても、君を幸せには出来ない。
 
だから、僕は周りにカミングアウトをしていった。
カミングアウトは責任ある行為。
 
 
6月、7月と今住んでいる部屋を出たい。
とキミから言われ、一緒に住むのは
志保ちゃんとじゃなきゃ嫌だ…と。
 
僕は必死に部屋を探した。
 
それが今の部屋。
 
離婚を前提に暮らす事を条件だったけど、離婚出来ないキミを見ては、僕の不安は募るばかり。
4回ほどのケンカをして、今に至る。
 
君は、ご主人の所に戻りたいと。
 
僕は何をしにココに来たのだろうか?
 
キミと幸せになる為に来たはずなのに…
 
僕がキミを守る。と言うことは
キミをご主人の所に帰す事なのだろう…。
 
僕は何をしにココに来たのだろうか。
 
君をご主人の所に帰す為に。
 
そう思うと苦しくて仕方ない…
 
でも、それがキミを1番守る事ならば、それを選ぶしかない。