ひとりの人間

僕が僕である為に
僕でなきゃダメなんだ。
 
男の身体が欲しいわけではない
男の戸籍が欲しいわけではない
 
欲しいのは
僕と言う
【ひとりの人間】なんだ。
 
僕と言う
ひとりの人間を
人間として接して欲しい。
 
私と言う
ひとりの人間を。
 
 
手に入れたくても
今は手に入れられない
 
僕と言う【ひとりの人間】
 
 
今にも消えそうで
今にも壊れそうで
 
でも必死に生きている。
 
過去の過ちを
過去の自分を
認め
 
自分の足で
自分の目で
動こうとしている。
 
自分という
自分という人間を
認めたいと思う。
 
自分で自分が何者なのか
わからなくなっている今
 
自分が
私が
僕が
 
ひとりの人間として
自分らしく生きて行くために。

 
波乗りが、今
自分が自分らしくいるために必要なモノ。
 
でも
 
何をすべきなのか
どうすれば良いのか
わからなくなっている。
 
自分が壊れそうで
自分が何処かに消えそうで
いつも
ひとりでいる自分が怖い。
 
 
君の温かく優しい
元気な言葉に癒されている今
 
大好きな君を…
君を傷つけたくない
君に嫌われたくない
君との今を壊したく無い。
 
 
 
辛いよ
辛いんだよ…。
 
酔った勢いでも良い
ランチしに行った時でも良い。
助手席に君を乗せている時でも良い。
隣にいる時でも良い。
 
文字ではなく
自分の言葉で。
声で。
 
好きだと言って、背中から抱きしめたい。
 
でも…
やっぱり…
怖くて言えない自分がいる。