歩く父

今日、妹も来て面会。
今日の朝から、車椅子では無く
自分の足で、しっかりと歩く父の姿。

口からご飯を食べたい

と言う本人の希望により…

今月末に手術が決定

昨日、ドクターからの説明を詳しく聞いた。

上行結腸部に大きな腫瘍が有るとの事。
CT、MRIでの撮影では、その部分だけが何故か映っていない。
また、その部分が憩室で覆われている状態であった。

どうやら、その憩室部分と小腸がくっ付いてしまって、小さなバイパスを作り
ほんの僅かなバイパスで流動食を受け付けている様子みたい。
固形物にすると通らなくなり、炎症を起こして熱が出る。
そんな状態である。
また、肺気腫も抱えているので、現在、呼吸法を練習している様子の父。

上行結腸の腫瘍を切除手術
胆嚢除去手術


ドクターからの説明…

  • このまま手術しないでも確実に死ぬでしょう
  • 手術しても生存率は50%以下
  • 今まで何度も肺血漿を起こして熱が出ても現在が有る
  • 1人でも手術を反対するのなら、手術はしません


父の気持ち、母の気持ち、私の気持ち(妹の気持ち)…
一致の為、同意書へ記入。



手術が出来る
手術をしてもらえる

と8月頃から分かってからの父の表情が明るくなった。

今日も「腹減ったなぁ」と夕食も足り無い様子の父。

昨日の話で…

「元気になったら一宮にある激盛りの『かさや』と言う定食屋さんに行こうか!マグロもあるし魚もあるし、肉も有るよ。おいしい所だよ」
と言うと…
「おお!行こう行こう!」
と嬉しそうな父。
「ジュースも隠れて飲んじゃった…(笑)」とお茶目な父


手術後に私の出番…
そう感じている…

今まで、父のこの件に関して何もスタンスを起こさなかった私。
やっても、逆バージョンの浦島太郎をした位…。

大腸さえ普通に戻ったら…(繋がれば…)
最悪、人工肛門になったとしても…
肺気腫で有っても…

私に任せろ!
と言える…。

父の夢
父の目標

家族が幸せに暮らせる毎日が戻るなら…

家族が幸せに笑顔で過ごせる為に、私は頑張る。

それが私の…夢だから。