飯を食いたい

今日の夕方、3回目のドクターとのムンテラが有りました。

内容は…

今の急性期の病院では出来る限りの治療を行っている。
この状態だと療養型の病院へ転院して頂く他しかない。

との事。
要は、悪く言えば、サジを投げられた状態である。

1ヶ月前、高熱を出し生死を彷徨った父。
熱を出した原因は、新しく使った抗生物質が原因では無いか?との情報筋もある。
※副作用と言う事
しかし、その抗生物質が父に合ったらしく、経口摂取をしなくても点滴だけで生き延びられている。

この1ヶ月間の間、ずっと点滴だけだったと言う訳でも無い。
当然、経口摂取も流動食から始まり、3分粥、5分粥、ミキサー食、刻み食と形態を変えながら食事を開始したが…
食事を開始すると、腹痛や下痢に見舞われてしまい…
結果、逆戻りと言うのがパターン化されている。

ただ、救いの手が有るとの事。

それは…
手術を思い切ってして、融合してしまった大腸と小腸、その他のモノを通常の状態に戻す事だと言う。
※父の状態

  1. 脳出血
  2. 腸閉そく(大腸と小腸の融合)
  3. 肝脂肪
  4. すい臓機能低下
  5. じん臓機能低下
  6. 肺炎

他ガンの疑い

主治医は…
『奥さんも、お嬢さんも…手術を受けて万が一の事が有っても、僕を恨まないで。。。』
と言葉を詰まらせて言った。

確かにそうだろう…。

入院当初…
『本当は手術をしたい!しかし、体力的に体が持たない。麻酔科医も拒否をしている』
との事だった為、脳出血も内臓関係も保存的治療をするとの内容だった。

ムンテラの内容を母と共に父に告げた…
父は『飯を食いたい!』と。
少し間を開けて…泣き顔で
『手術受けよっか…』と言った。
その顔は不安一杯だった。

手術を受けたら死ぬかもしれない

それは当然父も理解している。

7月11日に大腸ファイバーの検査を受けて、その検査状況で手術を受けるかどうかを決める。

生きるか
死ぬか

父の気持ち次第。
その気持ちを、私たち家族は受け止めなければならない。

このまま、同じ繰り返しで、体力を奪われて死に向かうのか…
思い切って手術を受けて助かるのか、死ぬのか…
非常に難しい判断をしなければ為らなくなった。